それでも飲まずにいられない
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
新聞を読む姿が揺れていた。
私が、昼すぎパブを覗いた時、彼は、一杯目のギネスに口をつけていた。 それから・・・・・・・ 男の座っている丸椅子から温風が漂っている。 何杯目かのギネスを注文した時、とろけた瞼を押し開き、 マスターに文句を言い始めた。 「 このギネスの金は、さっき払ったはずだ! ウイッ 」 マスターが、「 いや、まだ貰ってないよ! 」と、静かに答える。 背が低く小太りな男が、くるっと私の方に向き直り、 「 お前、見てたろっ? なっ、ウイッ 」と、同意を求めてきた。 私は、首をすくめて知らない振りをした。 マスターが、小さくウインクをした。 いつもの事なのだろう 「 このギネスは、男の旅立ちへのプレゼントさ! 夢の世界への・・・・・ 」 そんな言葉が流れたように思えた。 PR |
プロフィール
HN:
村上かつみ
HP:
性別:
男性
職業:
イラストレーター
趣味:
酒
自己紹介:
酒ばっか飲んであまり
仕事しないイラストレ ーターなので、気が引 けています。 アイルランドへパブ百 軒めぐりの旅に出かけ たり、リスボンで、赤 ワインに抱かれエクス タシーに達したり、ブ ータンで稗・粟焼酎を 飲んで、大漁節を踊っ たり。と・・・ いつも、酒飲む口実を 考えながら暮らしてい る。さて、0,5ミリ のサインペン切れたの で、街へでるか!
最新コメント
[06/27 カツノリ]
[06/19 林]
[04/30 飲み屋のおやじ2世]
[04/27 M.O]
[04/24 rossa]
|