<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:blogChannel="http://backend.userland.com/blogChannelModule" >
  <channel>
  <title>村上かつみの酔っぱらい日記</title>
  <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/</link>
  <atom10:link xmlns:atom10="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="self" type="application/rss+xml" href="http://sorenoma.blog.shinobi.jp/RSS/" />
  <description>それでも飲まずにいられない</description>
  <lastBuildDate>Sat, 29 Jan 2011 08:04:50 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
  <atom10:link xmlns:atom10="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com/" />

    <item>
    <title>約束</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size: 220%"><span style="font-family: Comic Sans MS"><font size="2">ある酒場の絵を描く約束をした。友が息子にやらせている店だ。定禅寺通りに面して二店舗<br />
<br />
並んでいる。一年も前の話、早い話、注文から絵を渡すまで一年近くかかったわけだ。<br />
<br />
なにせ、酔っぱらった状態の時に注文され、まだかまだかと催促されるのでリアリティが<br />
<br />
無い。「即金で払うから、早く描いてよなぁ！」と会う度に言われるが、今ひとつエンジン<br />
<br />
がかからない。店を出るときは「早くやろう！」と思うのだが、翌朝になると「まあ、いいか<br />
<br />
あ！」となってしまう。仕事の締め切りと違って、こういう仲間仕事はルーズに</font></span></span>なる。<br />
<br />
梅の花が咲いてる頃に頼まれたのだが、もう枯葉が舞い散る季節になった。友の顔が会う度に<br />
<br />
優しさが薄れてきた。カウンターの隅から睨んでいる。カウンターのグラスが転んだ。<br />
<br />
「お勘定！」　私は、階段をそそと降りた。外は風が強まっていた。もうすぐ暮れだなあ、年越し<br />
<br />
の金もいるし、そろそろやるか？寂しくなるとやる気が出てくる。うまい具合に、１２月の頭と暮れ<br />
<br />
の２７日に二点納めた。現金をふところに、誘惑に満ちた師走の街を胸を弾ませ歩きはじめた。<br />
<br />
梅が咲く頃、次の約束をしなければならないぞ！と、力強く誓った。<br />
&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E7%B4%84%E6%9D%9F</link>
    <pubDate>Sat, 29 Jan 2011 08:04:56 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/76</guid>
  </item>
    <item>
    <title>タクシー</title>
    <description>
    <![CDATA[飲みすぎてタクシーで帰ると、狂った様に、妻の機嫌が悪くなる。<br />
<br />
なんでそんなに怒るのか正直分からない。とにかく、タクシー会社に<br />
<br />
恨みでもあるかのように角が出る。終電に乗らない自分を許せないと　<br />
<br />
言うのだ。私から言わせれば、酒飲みが終電近くまで飲んでいるとい<br />
<br />
う事は、昇天まじかの喜びの極に居ると言う事で「時間」の概念はう<br />
<br />
すれている。その様な人に「終電時間を確認しながら飲め！」とは、<br />
<br />
無理がある。ある時間が過ぎると、何処かから「もう一軒行こう！」<br />
<br />
と言う声が聞こえてくる。素直な私は「ハイ！」と答えてしまう。<br />
<br />
妻は、私に、不正直者になれと言うのだろうか？私は、人間として<br />
<br />
それはできない。かも？しかし、角が生えた２，３日はおとなしく<br />
<br />
している。<br />
]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC</link>
    <pubDate>Sat, 22 Jan 2011 03:38:18 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/75</guid>
  </item>
    <item>
    <title>連載</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><font size="2">　２月から「Ｓ－ｓｔｙｌｅ］という情報誌で、イラストと文の広告を連載はじめました。<br />
　<br />
　「鳥はん」という老舗の焼きとり屋とのコラボだ。<br />
<br />
　アイルランド・パブ１００軒めぐりの旅からの抜粋だ。<br />
<br />
　この店との出合いは、スタンドバー形式にリニューアルした初日、偶然、第一号の客に<br />
<br />
　なった。そんな縁でちょくちょく顔だすようになった。<br />
<br />
　私のポストカードをプレゼントすると、翌日、店内に、きれいな額縁に入れられ壁やら柱<br />
<br />
　やら、あちこち飾り付けられていた。トイレに行くと、洗面所にまでカードが貼られ、あげく<br />
<br />
　に「当店は、イラストレーターの村上かつみ先生を応援しています！」と書かれたビラまで<br />
<br />
　貼られていた。参った、ここまでやられると恐ろしくなってくる。<br />
<br />
&nbsp;おかしな店主もいたもんだ、ただ黙って見てるしかない。<br />
<br />
　ここまでやられると店主の提案に首を振るわけにはいかなくなる。<br />
<br />
　それがこの企画に乗った理由だ。しかし、なかなか客足が伸びず苦戦が続いている。<br />
<br />
　まだ存在が知られていないし、店のコインでの支払い形式が定着していない。<br />
<br />
　とにかく知ってもらうしかないので、宣伝・宣伝しかない。<br />
<br />
　その手伝いをする事になった、だが、そのような訳で、金は稼げていない、赤字、赤字。<br />
</font><font size="2"><br />
　当然私への原稿料は払えない、その替わり原稿料は店のコインで払うと言う。<br />
<br />
　つまり、原稿料は飲み代でチャラにしてくれと言う訳だ。この連載は一年続くのだが、飲み<br />
<br />
　きれるかどうか？飲み足りないか？どうなるやら、三月から、この支払いは始まった。<br />
<br />
　　この雑誌は、タウン情報誌「Ｓ－ｓｔｙle」（株・プレスアート）　三月号～二月号まで、毎月<br />
<br />
　<br />
　</font></p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E9%80%A3%E8%BC%89</link>
    <pubDate>Wed, 17 Mar 2010 02:28:11 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/74</guid>
  </item>
    <item>
    <title>同級生</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-family: Comic Sans MS"><font size="3">　また深酒、我夫婦と高校の同級生夫婦と。全員まず生ビール一杯！<br />
<br />
　お通し、煮物。ビール飲みながらつまみを注文。<br />
<br />
　刺し盛り二人前、鯨のベーコン、野菜炒め、きんき焼き。<br />
<br />
　お燗（二合徳利）二本。私の個展話を中心にグビグビ、お銚子二本！<br />
<br />
　四人とも強い、二本！二本！まだツマミは有る。またお銚子二本！<br />
<br />
　話題は、旅の話に。は～い、お銚子二本！<br />
<br />
　私は、焼酎ボトルの残りを水割りで飲み始める、妻は水をもらう。<br />
<br />
　ツマミは、まだ少しある。<br />
<br />
　向かいの友人夫婦が、もう少し飲むか？と、お銚子一本注文する。<br />
<br />
　話は、ゴルフの世界へ、もう一本だけね、と、お銚子一本追加。<br />
<br />
　そろそろ代行呼ぶか？ん、代行一台お願いします！<br />
<br />
　そんな時、店の親方が生ビール二杯持ってくる、これ飲んでよ！<br />
<br />
　私と友人が口をつける、友人の奥さんが、まだ酒を飲んでいたので<br />
<br />
　親方が、お酒半分（一合）もってきてえ！と、叫ぶ。<br />
<br />
　そんな頃、お客さ～ん、代行来ましたあ～ と奥から声がした。<br />
<br />
　なんと、二合徳利十四本、生ビール四杯、いただき物のビール・酒<br />
<br />
　（飲み残したが・・・）飲んだことになる。四人で三升近く飲んだ。<br />
<br />
　それに焼酎まで、これでは・・・・・・・・・・<br />
　<br />
<br />
　</font></span>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%90%8C%E7%B4%9A%E7%94%9F</link>
    <pubDate>Fri, 09 Oct 2009 02:58:08 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/73</guid>
  </item>
    <item>
    <title>ワンコイン</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-family: Comic Sans MS"><font size="2">　久しぶりに書く、<br />
<br />
実は、9月１８日～24日まで、丸善仙台アエル店ギャラリーで個展をやっておりました。<br />
<br />
大河原町出身の詩人、尾形亀之助の世界をイラスト化した。<br />
<br />
この節、まずまずの売り上げで、次回の個展日程も決められてしまった。<br />
<br />
そんな事後の打ち合わせの帰り、出来立てホヤホヤの立ち飲み屋に出合ってしまった。<br />
<br />
名の通った焼き鳥屋だったそうだが、ここのとこの景気の落ち込みで低価格の立ち飲み屋<br />
<br />
に思い切って変身したそうだ。<br />
<br />
システムは、まず、千円を店の通貨に両替する。そのコインでそのつど支払ってゆくのだ。<br />
<br />
時々見かけるシステムなのだが、この店は飲み逃げしやすい間取りになっているので、<br />
<br />
この形にしたそうだ、私でも逃げられそうだ。<br />
<br />
穴は、コインの使い方でなかなか帰れなくなってしまう。一品１～５コインなのだが、コイン<br />
<br />
の残り方によってまた千円両替せねばならなくなってしまう。これが始末が悪い。<br />
<br />
残りのコインは持ち帰ってもいいのだがのん兵衛は、それができない。<br />
<br />
この日の私の姿は、まず、千円両替、ギネスの小瓶・枝豆・牛はらみ・（１２コイン）、足りな<br />
<br />
いので又千円両替、ウーロンハイ・ぎんなん・ウーロンハイ（9コイン）また1コイン足りなくなっ<br />
<br />
て千円両替、ウーロンハイ・コロッケ・赤ワイン（8コイン）、またまた１コイン残ってしまった。<br />
<br />
もうその手には乗らんぞ！<br />
<br />
マスターに、1コイン分チーズくれる？と、小さく言うと、ニヤッと笑ってうなずいた。<br />
<br />
出てきた皿を見ると、厚切りのチーズ5枚オリーブ付き、これは1コインであるはずがない。<br />
<br />
サービスだ、サービスだ！<br />
<br />
これからは最後のコインの使い方を研究せねばならない。<br />
<br />
テレビでは、千葉マリン球場の花火がさく裂していた。</font></span>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3</link>
    <pubDate>Wed, 07 Oct 2009 05:25:03 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/72</guid>
  </item>
    <item>
    <title>愛蘭土パブ紀行・９</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-family: Comic Sans MS"><font size="2">　パブは、９時を過ぎる頃から急激に混み合ってくる。<br />
<br />
　この人たちは、いつたい何処に隠れていたのか？<br />
<br />
　と、思うほど多くの人が、地鳴りを上げてやってくる。<br />
<br />
　「　なんだ？　なんだ？　」　「　これは？　」<br />
<br />
　まるでラッシュの電車の中で酒を飲んでいる様なものだ。<br />
<br />
　ほとんどの人が立ち飲みなので、虫達が羽根をこすり合わせて鳴く様に、<br />
<br />
　体を、すり合わせてギネスを飲んでいる。<br />
<br />
　すき間を見つけては、人とギネスが収納されてゆく。<br />
<br />
　もう、顔を寄せ合わないと言葉が聞きとれない。<br />
<br />
　まさに狂宴、カウンターの所へ注文しに行くにも長旅になってしまう。<br />
<br />
　もう大変だ！<br />
<br />
　シャンデリアの上では、妖精達が目をギョロギョロさせながら、<br />
<br />
　からかう相手を探している。<br />
<br />
　日本の首都は「ホンコン」だと言ってゆずらない、赤鼻のスーパーマーケットの<br />
<br />
　おじさんがいる、「俺の日当は、ギネス１０杯分だ！」と叫ぶ、フランス人の道路工事夫が<br />
<br />
　７杯目のギネスを注文する。<br />
<br />
　この店のボス、８５歳の屈強な老人が、ジントニックのグラスを振りまわしながら<br />
<br />
　客達を神のごとく言いくるめている。<br />
<br />
　カウンターの隅では、アイルランド銀行の支店長が一人静かに自己崇拝的<br />
<br />
　アイルランド魂を飲みこんでいる。<br />
<br />
　バーテン達も、この酔っ払い達に酔わされて、カウンターの脇を<br />
<br />
　ダジャレを飛ばして駆けまわる、壮観だ！<br />
<br />
　もう妖精達にまかせるしかない。<br />
<br />
　さあ飲め！さあ飲め！と、私の病気を刺激してくる。<br />
<br />
　この時間が永遠に続くかの様な錯覚を感じてくる。<br />
<br />
　そんな気持ちに襲われる頃、小柄なマスターが、鐘を鳴らしながら<br />
<br />
　「レディス　アンド　ジェンッ」　「ラスト　アンド　ドリンク」と叫びながら<br />
<br />
　店を歩き回りはじめた。<br />
<br />
　「もう帰れ！」と言っているだけなのだが、その声は、<br />
<br />
　ひとつの音楽になっていた。<br />
<br />
　舞台の幕が下ろされる時の不可思議な哀しみが伝わってくる。<br />
<br />
　パブという劇場の中で・・・・・・・<br />
<br />
　酔った体に最後のギネスを流し込み、ヨロッと立ち上がった。<br />
<br />
　雨の降りしきる、揺れ霞む街へ踏み出す。<br />
<br />
　まるでオペラ座から出て行く様な気持ちで去って行く。<br />
<br />
　いったい、今日は、何を見たのだろうか？<br />
<br />
　音のない世界が、また、私の体を包み込む<br />
<br />
　ギネスの香りを、蒔き散らしながら・・・・・・・・・・・・。</font></span>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E6%84%9B%E8%98%AD%E5%9C%9F%E3%83%91%E3%83%96%E7%B4%80%E8%A1%8C%E3%83%BB%EF%BC%99</link>
    <pubDate>Thu, 05 Feb 2009 05:45:19 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/71</guid>
  </item>
    <item>
    <title>愛蘭土パブ紀行・８</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-family: Comic Sans MS"><font size="2">　男は、私と出会うたびに　「good holiday?」と聞く。<br />
<br />
　二日酔いの頭の中は、とてつもなく　「bad」なのだが、しかたなく「fine！」と<br />
<br />
　首をすくめて笑ってしまう。<br />
<br />
　今夜は、彼の着てる皮のジャケットがやけに目につく。<br />
<br />
　袖口を気にしながらギネスに、そっと口をつけた。<br />
<br />
　少年が、やわらかく笑っている。<br />
<br />
　父が、二日酔いの男をからかっている姿がおもしろいのか？<br />
<br />
　父と二人だけでパブに居る事が楽しいのか？<br />
<br />
　天使のような笑顔だった。<br />
<br />
　私の子供達には無い笑顔だ。<br />
<br />
　私も、又、彼のような父親ではない。<br />
<br />
　二日酔いの頭の中がふくれた。<br />
<br />
　少年の小さな手には、美しいパッケージに入ったチョコレートが<br />
<br />
　握りしめられていた。<br />
<br />
　幸せの香りが漂う、やわらかくなったチョコレートが。<br />
<br />
　</font></span>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E6%84%9B%E8%98%AD%E5%9C%9F%E3%83%91%E3%83%96%E7%B4%80%E8%A1%8C%E3%83%BB%EF%BC%98</link>
    <pubDate>Thu, 05 Feb 2009 04:26:02 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/70</guid>
  </item>
    <item>
    <title>愛蘭土パブ紀行・７</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-family: Comic Sans MS"><font size="2">　「俺は、ゴルウェーのニクラスだ！」と、ゴルフ帰りの男が叫んだ。<br />
<br />
　話の流れで、彼の似顔絵を描くことになった。<br />
<br />
　出来上がった絵を見てニクラスは、セカンドショットをＯＢした様な顔をして、<br />
<br />
　ギネスの香りがしみ込んだ天井を見上げた。<br />
<br />
　たった一杯のギネスが報酬だったのに。</font></span>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E6%84%9B%E8%98%AD%E5%9C%9F%E3%83%91%E3%83%96%E7%B4%80%E8%A1%8C%E3%83%BB%EF%BC%97</link>
    <pubDate>Thu, 05 Feb 2009 03:37:17 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/69</guid>
  </item>
    <item>
    <title>愛蘭土パブ紀行・６</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-family: Comic Sans MS"><font size="2">　私は、初めての店を自分の物にする為には、<br />
<br />
　常連のボスに認知されることだと思っている。<br />
<br />
　短い旅の中では大切な事のひとつだ。<br />
<br />
　その為の努力は、少しも惜しまない。<br />
<br />
　１９２５年生まれの小柄な老人が、この店のボスだった。<br />
<br />
　ボスは、私に、ハンチング帽をとり静かに会釈してくれた。<br />
<br />
　私は、あわてて立ち上がり頭を下げた。<br />
<br />
　八十三才のボスは、三杯目のギネスを注文した。<br />
<br />
　客達は皆、ボスへ暖かい視線を送る。<br />
<br />
　会話さえボスを中心として演出される。<br />
<br />
　言葉の端々に、ボスへ同意を求める型がある。<br />
<br />
　この老人は、まるで神のようだった。<br />
<br />
　ネクタイが輝いていた。グラスを持つ手が歴史だった。<br />
<br />
　ボスが店に入って来た時、数少ない椅子が「さっ！」と、差し出された光景を<br />
<br />
　見ていた私は、「なるほど、なるほど」と、一人うなずいてしまう。<br />
<br />
　はたして、私は、ボスに認知されたかな？<br />
　</font></span>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E6%84%9B%E8%98%AD%E5%9C%9F%E3%83%91%E3%83%96%E7%B4%80%E8%A1%8C%E3%83%BB%EF%BC%96</link>
    <pubDate>Fri, 12 Sep 2008 07:28:01 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/68</guid>
  </item>
    <item>
    <title>愛蘭土パブ紀行・5</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-family: Comic Sans MS"><font size="2">　ギネスを小脇に置いて、私は、きり絵を作り始めた。<br />
<br />
　マスターが、何事かと私に近寄ってきた。<br />
<br />
　「あなたの顔を作るんです！」　<br />
<br />
　男は、首をすくめた。<br />
<br />
　ボーイが私の手元をじっと見つめている。<br />
<br />
　黒紙の切れ端が飛び散るたびに、彼は、「さっ！」と、取り去る。<br />
<br />
　私は、「ふっ、ふっ」と、切れ端を吹き飛ばしながら紙を切ってゆくので彼も忙しい。<br />
<br />
　そんな事してくれなくてもいいのだが、断ることもできず手は動く。<br />
<br />
　完成すると、マスターは、ニコっと笑いながら大事そうに壁に貼ってくれた。<br />
<br />
　額がやわらかく光っていた。<br />
<br />
　私は、恥ずかしさを吹き払う為に、三杯目のギネスを注文した。<br />
<br />
　マスターは、来る客、来る客に、「こいつが、紙を切って作ったんだ！」と<br />
<br />
　得意げに説明している姿を見ていたら、何故か寂しくなってきた。<br />
<br />
　こんな事は、もうやめようと思いながら、ショルダーバッグを引き上げた。</font></span>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://sorenoma.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E6%84%9B%E8%98%AD%E5%9C%9F%E3%83%91%E3%83%96%E7%B4%80%E8%A1%8C%E3%83%BB5</link>
    <pubDate>Thu, 31 Jul 2008 08:03:48 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">sorenoma.blog.shinobi.jp://entry/67</guid>
  </item>

    </channel>
</rss>